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福島こどものみらい映画祭2010も無事終了

これまで私たちは、未来を描き、創り、そして「こども」たちへ、その想いをつないできました。いま、「こども」を取り上げた映画はたくさんあります。その背景は「家族」だったり、「仲間」だったり、「平和」だったり、「環境」だったりと様々です。未来を担う「こども」というファインダーを通して、「こども」も大人も社会を見つめ直し、次代に受け継いでいける価値ある社会を創りたいという想いから、この映画祭は誕生しました。
2010年で2回目を迎えた映画祭。2011年もぜひお越しください!

今年度のテーマ:「生きる力」

 「生きる力」とは、自分で課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、行動し、よりよく問題を解決できる力、自らを律しつつ、他人と協調し、他人を思いやる心や感動する心など、豊かな人間性とたくましく生きるための健康と体力、との定義があります。このような「生きる力」は、個の中で自然に形成されていくものなのでしょうか。家族や友人、自然、様々な体験、社会の変動は、 「生きる力」を形成する上で、どのように関わりあっているのでしょうか。
「親子の絆と生きる力」とは、「恋と生きる力の関係」とは、「自然がはぐくむ生きる力」とは・・・。今回は、映画のスクリーンを通してさまざまな視点で「生きる力」という概念のベールを1枚ずつ剥がしていきながら、私たちが今を心豊かに生きるために必要な価値と「生きる力」獲得のための各種スキルを導き出せればと考えています。

2010年開催概要

(1)9月18日~20日 ふくしま映画塾
ホテル白雲荘(磐梯朝日国立公園内)1回 参加予定者数30名(受講生受付は終了しました)
ホテル白雲荘ウェブサイトはこちら

(2)9月21日~24日 参加型映画上映
上映会場:福島フォーラム・ワーナーマイカルシネマズ福島
参加予定者数:400名
福島フォーラムウェブサイトはこちら
ワーナーマイカルシネマズ福島ウェブサイトはこちら



ワーナーマイカルシネマズ福島
18:30 開場  19:00~上映開始
入場券 1,000円(税込) 全席自由(150席限定)

9月21日 映画「星砂の島のちいさな天使
小さな天使.jpg 主演の飯田里穂さんの舞台あいさつがあります。
沖縄の海に浮かぶ小さな竹富島を舞台に、島にやってきた謎の少女をめぐるドラマが展開していくハートウォーミング・ストーリー。

9月22日 映画「走れケッタマシーン
mo1279.jpg劇団ふるさときゃらばん製作。
中学生男子の始めた自転車(=ケッタマシーン)競争が引き起こす、心温まる人間ドラマ。




福島フォーラム
18:30 開 場  19:00~上映開始
入場券 1,000円(税込) 全席自由(150席限定)

9月23日 映画「育子からの手紙
ikuko.jpg00tsu.jpgテーマ曲「ほほえみの歌」を歌う大津貴子さんが披露!


ガンを患った少女と主婦との友情を描いた実話を映画化。文通で絆を深め、前向きに生きようとする2人の姿が感動的。



9月24日 映画「警察日記・風の中の子供」(2本立て)
警察日記.jpg(警察日記)
会津磐梯山麓の小さな町を舞台に、貧しくとも懸命に生きる人々の姿を描いた庶民劇。猪苗代町でのロケ。
(風の中の子供)
農村を舞台に、風の中を駆ける子供たちと親子関係を、のびのびと描いた名編。巨匠、清水宏監督の代表作の1本。



(3)9月25日 シンボルベントの実施
「アブラクサスの祭」県内初上映!
スネオヘアーさん、ともさかりえさん、小林薫さん 舞台あいさつ決定!!
森三中 黒沢かずこ主演 「クロサワ映画」追加上映決定!
●開場  国見町観月台文化センター(福島県伊達郡国見町)
国見町観月台文化センターウェブサイトはこちら
●時間  9:45~15:00
●入場券  2,000円(税込) 全席自由
三春町在住の芥川賞作家・玄侑宗久さんをお招きし、シンポジウム、玄侑さん原作の映画「アブラクサスの祭」特別上映会を実施します。舞台あいさつには、玄侑宗久さん、加藤直輝監督、スネオヘアーさん、ともさかりえさん、小林薫さんがお越しになります。
また、シンポジウムも開催!
「こどものみらいフォーラム」
~生きる力はどこから生まれるのか~
パネリスト/加藤直輝監督・玄侑宗久・佐藤由紀子(こども緊急サポートネットワークふくしま)予定
ふくしま映画塾にて製作された作品の上映も同時開催します。

玄侑宗久さんによるサイン会も開催!
※本を購入した方に限ります。

スケジュール(予定)
10:00~ 「アブラクサスの祭」出演者舞台あいさつ
      玄侑宗久さん、加藤直輝監督、スネオヘアーさん、
      ともさかりえさん、小林薫さん
10:30~ 「アブラクサスの祭」上映 115分
13:00~ 第2回福島こどものみらい映画塾作品上映と論評
14:00~ シンポジウム
      「こどものみらいフォーラム」
      ~生きる力はどこから生まれるのか(仮)~
15:30~ 森三中 黒沢かずこ主演 「クロサワ映画」上映
      黒沢かずこさん他出演者舞台あいさつ(予定)

キッズコーナー

こども映画館
●ちびまる子ちゃん(まる子、ウソをつく)24分
●風の又三郎 30分
●シートン動物記(狼王ロボ)前編23分後編23分
●くまのプーさん(プーさんとはちみつ)30分

おもちゃワークショップ

内容は近日公開!



県北エリアを中心に8日間にわたり開催。
回遊的映画祭を目指し、ふくしまの地域活性にも貢献できるものと考えます。

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ホテル白雲荘
福島フォーラム
ワーナーマイカルシネマズ福島
国見町観月台文化センター

映画祭2010開催模様
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具体的内容

ふくしま映画塾の開催
2010年9月18日~20日 ホテル白雲荘(磐梯朝日国立公園内)
昨年に続き、こどもから大人まで参加者同士がかかわり合いながら脚本から撮影、編集までの映画製作を3日間で行います。映画制作を通じて仲間と協調しながら作品を作り上げて行くことで「生きる力」を見いだす体験プログラム。製作された作品は後述のシンボルイベント会場にて上映します。

参加型映画上映
2010年9月21日~24日 福島フォーラム・ワーナーマイカルシネマズ福島
福島市内の映画館とタイアップし、期間中計4本の映画を上映します。上映後、ネット型コミュニケーションツール「twitter(ツイッター)」やケータイメールなどを利用し、参加者に映画を観て感じた『生きる力』についてコメントしてもらい、25日開催のシンポジウムの討論に反映します。
※上映映画は概要を参照

シンボルベントの実施
2010年9月25日 国見町観月台文化センター(福島県伊達郡国見町)
本事業の集大成となるシンボルイベント。三春町在住の芥川賞作家・玄侑宗久さんをお招きし、シンポジウム、玄侑さん原作の映画「アブラクサスの祭」特別上映会を実施します。
その他「春色のスープ」をはじめ、ふくしま映画塾にて製作された作品の上映も同時開催します。

あらすじ(「BOOK」データベースより)
映画「アブラクサスの祭」
song-suneo.jpg東北の小さな町の寺に勤める僧・浄念は、躁鬱に苦しみつつ薬と酒の力を借りて法要をこなす毎日。不惑間近となったいま、学生時代にのめり込んだバンドへの情熱が心を占める。やっと実現にこぎつけたライブのステージで、強烈な恍惚感とともに降りてきた啓示の正体は...。精神を病みロックに没入する僧が、祝祭の只中で感じた歓喜と安らぎ、心のひそやかな成長を描く芥川賞受賞第一作。
脚本・監督/加藤直輝 脚本/佐向大 製作/オフィス・シロウズ 配給/有限会社ビターズ・エンド 上映時間/113分
出演/スネオヘアー・ともさかりえ・本上まなみ/小林薫 ほか
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